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商品説明
比較法的手法から最新証拠法の問題に挑む。民事裁判における秘密保護手続、専門訴訟における証明問題とその周辺における証拠法の問題、EUの民事訴訟における証拠の取扱い、ドイツやオーストリアの新仲裁法というテーマについて、判例に素材を求め、裁判に現れた具体例を取り上げながら、抽象論よりも実務上の議論に焦点を当て、わが国の同種問題の解決策を導く。
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収録内容
1 | 民事裁判における秘密保護の新たな展開―ドイツ法における模索とわが法への示唆 |
2 | ドイツにおける行政庁の文書提出義務とその審理―行政裁判所法におけるインカメラ手続を中心として |
3 | スイス連邦民事訴訟法における証拠調べと秘密保護をめぐる規律―証拠調べにおける協力義務と秘密保護との交錯 |
4 | 独立証拠手続の機能―判例からみた「訴訟前の解明に係る法的利益」 |
5 | 医師責任訴訟における法律上の推定規定の意義―ドイツ民法630h条の推定規定を契機として |
6 | 弁護士責任訴訟における証明問題への対応―ドイツ連邦通常裁判所の判例に則して |
7 | 証拠法の国際調和―現在の試みと将来に向けた試み |
8 | 欧州連合(EU)における民事手続法の基本構造―全体の枠組みと各規則の要点 |
9 | 欧州連合(EU)における民事司法の最前線―EU証拠規則をめぐるEU裁判所の先決裁定 |
10 | ドイツ仲裁法とその波及―暫定措置・保全措置をめぐるオーストリア新仲裁法との比較 |
11 | 「オーストリア新仲裁法」について |