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商品説明
世界は幻影に、言葉は永遠となる。現実と非現実の境界を越えてゆく文学。その想像力を読み解く13の論考。
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収録内容
1 | 1 十八世紀以前(妖精の魔術―騎士と老婆の結婚譚 |
2 | もののけの舞台―シェイクスピア時代の超自然現象 |
3 | 超自然の万華鏡―シェイクスピア最後の作品より) |
4 | 2 十九世紀(ロマンスの再構築―ウォルター・スコットの『ラマムアの花嫁』 |
5 | シェリーのキリスト教批判 |
6 | 『ランカシャーの魔女』―魔女信仰への懐疑と空想 |
7 | ディキンスンの海のイメージの変遷―永遠の世界へのつながり |
8 | 涙を流すワニ―クリスティーナ・ロセッティの「私の夢」を読む |
9 | ヘンリー・ジェイムズと幽霊小説―十九世紀末作品を中心として |
10 | オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』とシェイクスピアの『ソネット集』―裁判とソネットへの「自然に反する愛」) |
11 | 3 二十世紀以降(ヴァージニア・ウルフの信仰―言葉が世界を創出する |
12 | 『神の恩恵』に描かれた超自然的世界に見られる旧約性と近代性 |
13 | 創り出された「超自然」―ジェシカ・カワスナ・サイキ「妖怪」における一考察) |