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商品説明
軍事研究との訣別を誓ったはずの日本で、軍学共同が急速に進んでいる。悲惨な結果をもたらした歴史への反省を忘れ、科学者はいったい何を考えているのか。「科学は両義的」「戦争は発明の母」「国への協力は世界標準」などの「論理」を批判。科学者は戦争への応用に毅然として反対し、真の社会的責任を果たすべきである。
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収録内容
1 | 第1章 科学者はなぜ軍事研究に従うのか(科学者の愛国 |
2 | 日本の科学者の戦争協力 |
3 | ナチス・ドイツの物理学者たち) |
4 | 第2章 科学者の戦争放棄のその後(戦後の平和路線とその躓き |
5 | 軍と学の接近 |
6 | 防衛省の軍学共同戦略 |
7 | 科学技術基本計画) |
8 | 第3章 デュアルユース問題を考える(デュアルユースとは |
9 | ゆらぐ大学の研究ガイドライン |
10 | テロとデュアルユース問題 |
11 | 日本の科学者の意識) |
12 | 第4章 軍事化した科学の末路(科学者は単純である |
13 | 軍事研究の「魅力」 |
14 | 軍事研究の空しさ |
15 | 軍事研究は科学を発展させるのか?) |