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商品説明
テレビや雑誌でやたら目につく「日本スゴイ」の大合唱。「八紘一宇」や「日本人の誇り」を煽る政治家まで現れた。実は1931年の満洲事変後にも、愛国本・日本主義礼賛本の大洪水が起こっていた。「日本人の礼儀正しさ」や「勤勉さ」などをキーワードとして、戦時下の言説に、「日本スゴイ」という自民族の優越性を称揚するイデオロギーのルーツをたどる。
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収録内容
| 1 | 第1章 「日本主義」大ブーム到来(「日本スゴイ」ネタの原型 |
| 2 | 日本主義は全人類の奉ずべき道徳精神である ほか) |
| 3 | 第2章 「よい日本人」のディストピア(「日本人に生まれてよかった」? |
| 4 | 学校教師を「ミニ天皇」化する「日本的学級経営」 ほか) |
| 5 | 第3章 礼儀正しい日本人―国民礼法の時代(用便は便所にすべきで、庭や路傍にすべきではない |
| 6 | 祝祭日には赤飯炊いて ほか) |
| 7 | 第4章 よく働く日本人―勤労哲学の教化と錬成(兵士は戦場に死し、工員は職場に斃る |
| 8 | 「日本的勤労観」の暗黒 ほか) |
| 9 | 第5章 神がかり日本に敗戦はない(大東亜皇道楽園の出現 |
| 10 | 大東亜戦争の神話的意義 ほか) |
