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その行為、本当に処罰しますか 憲法的刑事立法論序説

上田正基/著

4730円
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発売日 2016年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1972145
JAN/ISBN 9784335356780
メディア 本/雑誌
販売弘文堂
ページ数 230

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

国家が刑罰を科すに値する行為とは?憲法学と刑法学と立法学とが交錯する領域に初めて踏み込み、刑法学からの立法批判のあり方を提示した果敢な試み。児童ポルノ所持を素材にその具体的な機能性を実証する。

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    収録内容

    1 序 憲法から刑事立法を論じる意味
    2 第1章 刑事立法はどのように審査されてきたのか(裁判所による審査―日本とドイツ
    3 刑法学が行なってきたこと―法益論による立法批判
    4 法益論に対する疑問―法益論の何がいけないのか
    5 法益論から憲法へ―法益論が審査しようとしているもの)
    6 第2章 刑事立法はどのように審査されるべきなのか―あるべき立法批判枠組の構築(行為規範・制裁規範の具体的内容―用語の整理
    7 行為規範の正統性―どのような行為が規制されてよいのか
    8 制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性―非難されるべき行為なのか
    9 制裁規範の正当性(2)刑罰投入の正統性―刑罰まで科してよいのか
    10 制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性)
    11 第3章 児童ポルノの所持を本当に処罰しますか―立法批判枠組の具体的適用(児童ポルノ禁止法における児童ポルノ規制の概要
    12 児童ポルノ所持の規制内容―私的所持罪の行為規範の正統性
    13 児童ポルノ私的所持の非難性―私的所持罪の制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性
    14 私的所持の当罰性―私的所持罪の制裁規範の正統性(2)刑罰投入の正統性
    15 懲役何年が妥当なのか―私的所持罪の制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性
    16 刑罰以外の選択肢の可能性)
    17 結 刑法は1人で歩むのか?

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