著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
イギリスの“赤いバラ”(労働党のシンボル)の決断は、つねに世界を動かす―。戦後、全世界に先駆けて「福祉国家」を掲げ、アトリー、ウィルソン、ブレアをはじめ、五人の首相を生み、二一世紀に入ってさらに大転換を遂げる労働党。その七〇年にわたる「成功」と「失敗」を描き、労働党の興亡の視点から民主政治の本質を模索し、日本の将来をも示唆する。イギリスとわが国の政治状況に精通した第一人者ならではの労作。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 前進と挫折 1945~1976(アトリー政権の前進と五〇年代前半の内紛 |
2 | やまぬ対立、負け続ける選挙 |
3 | ウィルソンの光と陰) |
4 | 第2部 脱落と混迷 1976~1994(たちはだかるサッチャーの壁 |
5 | キノックの挑戦と失速) |
6 | 第3部 復活と改革 1994~2010(ブレアがめざしたこと |
7 | ブレアからブラウンへ) |
8 | 第4部 選択と希望 2010~(揺らぐアイデンティティ |
9 | 政権選択は確定、しかし先は見えず |
10 | 労働党はどこに向かうのか) |