本/雑誌
『甲陽軍鑑』の悲劇 闇に葬られた信玄の兵書
浅野裕一/著 浅野史拡/著
2640円
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発売日 | 2016年07月発売 |
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商品説明
「風林火山」の真実。信玄の側近によって、滅びを目前にして書き残された魂の叫び、ここに刻まれた、武士のあるべき姿、戦闘の美学とは何か。日本兵学思想の礎を築いた書物の数奇な運命を追って。
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収録内容
1 | 第1部 『甲陽軍鑑』の兵学思想―上方兵学との対比(中国兵学と日本兵学 |
2 | 武田信玄の美学 |
3 | 織田信長への非難 |
4 | 悪しき上方の風土 |
5 | 豊臣秀吉の反論 |
6 | 徳川家康は希望の星 |
7 | 甲州流兵学からプロシア兵学へ) |
8 | 第2部 『甲陽軍鑑』偽書説をめぐる研究史―偽書説はなぜ生まれたか(偽書の烙印―『甲陽軍鑑』悲劇の開始 |
9 | 偽書説をめぐる戦前の研究―逸足のジレンマ |
10 | 『甲陽軍鑑』の戦後―偽書説の守護者たち |
11 | 不都合な史料―菅助に戸惑う研究者たち |
12 | 名誉回復の兆し―もう一つの桶狭間) |