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商品説明
大名どうしの争いが続く「分裂」の時代は、信長、秀吉、家康ら「天下人」の登場とともに「統一」へと転じた。その流れのなかで生じた、銀の増産、鉄砲伝来、そして朝鮮侵略という「日本史上のエポック」は、どれも世界史的な文脈においてこそ、その本質をとらえうる。大きな枠組みから「日本」を問い直す、いま必読の一書。
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収録内容
1 | 第1章 戦国―自立する地域(将軍家分裂と室町外交の終焉 |
2 | 戦国大名と分国法 |
3 | 琉球王国の盛衰 |
4 | アイヌと和人) |
5 | 第2章 銀と鉄砲とキリスト教(後期倭寇と西国大名 |
6 | 鉄砲伝来―「ヨーロッパ」の登場 |
7 | キリスト教と南蛮貿易 |
8 | 石見銀山からみた世界史) |
9 | 第3章 天下統一から世界制覇へ(織田信長の「天下」構想 |
10 | 豊臣秀吉の国内「征伐」戦争 |
11 | 「唐入り」への道) |
12 | 第4章 十六世紀末の「大東亜戦争」(文禄の役開戦と三国国割構想 |
13 | 小西路線と加藤路線―日明講和交渉期 |
14 | 矮小化された征服戦争―慶長の役 |
15 | 倭城をめぐる交流と葛藤) |
16 | 第5章 江戸開府と国際関係の再建(対明復交への執着と挫折 |
17 | 朱印船と唐人町・日本町 |
18 | 生産力の解放、人口の急増 |
19 | 「日本型華夷秩序」の創出) |