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商品説明
将棋の鑑賞はただ指し手を鑑賞することに尽きるものではない。指し手へと至るまでの膨大な読み筋、闘いの機微、棋士の個性的なエピソード、対局をめぐるゴシップや舞台設定など、棋譜を取り巻くあれこれが、対局を最も間近で見た観戦記者たちによって記されるとき、それは一個の文学作品ともなりえる。日本将棋史上に残る闘いが練達の筆で甦る。文庫オリジナルアンソロジー。
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収録内容
1 | 天才羽生、華やかに巣立つ |
2 | 羽生、王道を突き進む |
3 | 善悪評論に及ばず |
4 | 二人に見える風景 |
5 | ズレていた認識 |
6 | 名棋譜はエピソード付きで残せ |
7 | 勝負の呼吸 |
8 | 名人戦を終わって―敗軍の将、兵を語る |
9 | 臨時三人懸り戦 |
10 | 三十年来の好敵手〔ほか〕 |