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商品説明
奔放でざっくばらん、人情に篤い一方、帳簿にはきわめて厳しく、映画やアニメは「素人」と自嘲しながら大胆な施策を打ち出したカリスマ―大川博。彼がいなければ、日本のアニメのここまでの隆盛はなかった。倒産寸前の新興映画会社をトップに押し上げ、総合娯楽事業を目指した、この愛すべき「ニッポンの社長」に光を当て、日本映画史、アニメ史、テレビ史、プロ野球史の空白を埋め、その功績を明らかにする。
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収録内容
1 | 序章 日本のディズニーを目指した男 |
2 | 第1章 映画を知らない映画会社社長の誕生(ソロバンだけはだれよりも上手だった |
3 | 鉄道省入省と統制経済 |
4 | 五島慶太との出会いと大東急 |
5 | シブシブ引き受けた映画会社社長 |
6 | パ・リーグ初代会長就任まで) |
7 | 第2章 倒産寸前からトップ企業へ―東映の躍進(東映の発足と再建 |
8 | 「東映娯楽版」の成功 |
9 | 世界への進出を目指して) |
10 | 第3章 多角化の夢と挫折―アニメ・テレビ・プロ野球(ディズニーへの挑戦―日本初の本格的アニメスタジオ誕生 |
11 | 長編漫画映画への挑戦 |
12 | テレビは映画の「敵」ではない |
13 | 東映フライヤーズ日本一) |
14 | 第4章 忘れられた創業者(映画を知らないという自嘲の裏側 |
15 | イメージとしてのワンマン経営者 |
16 | 東映動画の経営はどうだったのか |
17 | 大川博は「日本のディズニー」だったのか) |
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