本/雑誌
芥川龍之介 新装版 (Century books 人と作品)
笠井秋生/著 福田清人/編
1320円
ポイント | 1% (13p) |
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発売日 | 2016年08月発売 |
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商品説明
生後間もなく母の発狂という不幸に見舞われた龍之介は、芥川家の養子となり、幼少時を東京の下町で過ごした。早くから豊かな文学的才能の片鱗を見せ、一高を経て東大に進み、菊池寛や久米正雄と交友を結び、作家への道を志した。師漱石が激賞した『花』で文壇にデビューし、ついで『芋粥』を発表して新進作家の地位を確立した。以後『戯作三昧』『地獄変』『奉教人の死』などの名作を書き、芸術至上主義への姿勢を明確にし、豊かな教養と知的な技巧の冴えを示した。晩年は作風に著しい変化を示したが、異常なまでの芸術的精進はその精神と肉体を蝕み、人生への不安と懐疑の深まりにつれ、死の決意を抱かせるに至った。昭和二年七月二十四日自らその短い生涯を閉じた彼は、大正時代の最も卓越した小説家であり、日本近代文学史上比類なき短編作家といえよう。
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収録内容
1 | 第1編 芥川龍之介の生涯(幼年時代の追憶 |
2 | マントと角帽の青春 |
3 | 青年作家の誕生 |
4 | 疲労と転機の秋 |
5 | 死へ飛ぶ病雁) |
6 | 第2編 作品と解説(羅生門 |
7 | 鼻 |
8 | 蜘蛛の糸 |
9 | 地獄変 |
10 | 奉教人の死 |
11 | 舞踏会 |
12 | 杜子春 |
13 | 薮の中 |
14 | トロツコ |
15 | 河童) |