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商品説明
「カタツムリ」の方言分布は本当に同心円か?柳田国男の方言周圏論で有名な「カタツムリ」「マイマイ」「ツブリ」等の分布も、ていねいに検証してみると疑問点が...。川や海の交通網、家族制度、人口密度など、多彩な視点から「土地」と「ことば」の結びつきの謎に迫り、方言研究の新たな地平を切り拓く。
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収録内容
1 | 序 「方言はなぜそこにあるのか」 |
2 | 第1章 川をのぼった「言わん」の「ん」―方言と塩を運んだ川の道 |
3 | 第2章 もうけ話はことばを伝えない―サカイと海の道 |
4 | 第3章 せめぎ合いで変わった活用―山の攻防 |
5 | 第4章 太陽がノボラサッタ(お昇りになった)、花がサケル(咲くことができる)―山の思考 |
6 | 第5章 家に「おられる」父親との隔たり―敬語と家族制度 |
7 | 第6章 九州と東北のタケカッタ(高かった)―人口とことば |
8 | 第7章 「おら、行くだ」と「おめえ、行くずら」―「いなか」のことば |
9 | 第8章 なぜ方言はあるのか |
10 | 第9章 ことばの地理学 |