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商品説明
海を渡った禅―禅の世界地図は、この半世紀で革命的に変化した。国境を越え、仏教の枠を越えて、静かに、広範に伝播し続けている。このダイナミックな運動の背景には、何が胎動しているのだろうか。人間なら誰でもできる「坐ること」の具体的な作法を記し、坐禅と本質体験、公案と十戒など、身体に深く備わる霊の次元と、言語システムとをすり合わせ、翻訳や宗教観念の壁を透過して躍動する、禅の普遍的生命をたかどっていく。もはや言葉では追えない深層次元への突破、禅の真に革命的な可能性に向けて。
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収録内容
1 | 坐禅入門(「三宝禅」 |
2 | 禅とは何か |
3 | 座禅の仕方) |
4 | テキストの読み方―本質といかに出会うか(一人称的読み方・タイプ1 |
5 | 三人称的読み方 |
6 | 二人称的読み方 |
7 | ゼロ人称的読み方 |
8 | 一人称的読み方・タイプ2 |
9 | 「聖霊による聖書解釈」は可能か) |
10 | 禅から見る「十戒」(文法上の形 |
11 | 存在の“本質”から) |
12 | 禅キリスト教の地平へ(社会的現実へのかかわり |
13 | 基本的な教義の再検討 |
14 | 深層の身体的知恵) |
15 | 禅、海を渡る(日本における禅の分岐と現状 |
16 | ヨーロッパでの展開 |
17 | 共通要素) |