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地震と文学-災厄と共に生きていくための文

前田潤/著

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2016年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1994937
JAN/ISBN 9784305708106
メディア 本/雑誌
販売笠間書院

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

災厄とはそもそも何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らしてゆく。災厄を文学から思考する野心的な書。

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    収録内容

    1 第1部 災厄の起源―文学を通じて考える意味と可能性(「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か
    2 共同性―宙吊りの「わたし」と分有の思考
    3 表象―鏡像としての「震災」
    4 主権―例外状態と災厄の恒常性)
    5 第2部 災厄の痕跡―現在を照らす関東大震災直下の連載小説(「震災と文学」から直下の連載小説へ
    6 中村武羅夫「群盲」の亀裂―ある造船争議の結末
    7 震災モラトリアム(支払延期令)直下の商魂―村上浪六「時代相」の実験
    8 菊池寛と婦人雑誌の被災―舞台焼失の後始末
    9 震災と新聞小説挿絵―竹久夢二の「眼」
    10 直下の連載小説から「文学の震災」へ)

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