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商品説明
戦争が起きるって、こういうことだったのか!その現実を知る者にしか語れない、胸に突き刺さるような批評。戦争のリアルを追体験する文学を案内し、戦時下の人間性の哲学を問う。
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収録内容
1 | 第1章 戦争と少年―妹尾河童『少年H』をめぐって |
2 | 第2章 少年たちの心の闇―学童疎開の文学 |
3 | 第3章 極限の中の人間―大岡昇平 |
4 | 第4章 戦場における兵士の心理―石川達三『生きている兵隊』について |
5 | 第5章 軍部告発の文学―五味川純平・高木俊朗 |
6 | 第6章 輸送兵の眼―水上勉『日本の戦争』を読む |
7 | 第7章 芸能人の戦中日記―徳川夢声と古川ロッパ |
8 | 第8章 単独者の思想―石原吉郎と強制収容所 |
9 | 第9章 キリスト者の抵抗と転向―イシガオサム『神の平和』 |
10 | 第10章 今も続く日本の鎖国性―鶴見俊輔『戦時期日本の精神史』 |