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商品説明
摂関政治に幕を引き、院政という新しい舞台を用意した後三条天皇。摂政・関白藤原頼通との長い政治闘争にたえぬいた結果、即位。最初に手がけたのは、焼けたままになっていた大内裏と内裏の復興であった。そのためには多大の経済負担が必要であった。それを延久荘園整理令の強行で乗りきり、みずからを荘園領主とくに摂関家の上に位置づけた。天皇の死後、それが天皇家への荘園集積をもたらし、やがて院を最大の荘園領主に押し上げる。
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収録内容
1 | 時代を画する天皇 |
2 | 1 後三条天皇の即位 |
3 | 2 荘園整理令と記録所 |
4 | 3 内裏・大内裏復興 |
5 | 4 東北支配と河内・大和源氏 |
6 | 5 円宗寺と円融寺陵 |
7 | 6 後三条親政と院政 |
8 | 摂関政治の幕を引いた君主 |