本/雑誌

ディスコースとしての心理療法 可能性を開く治療的会話

児島達美/〔ほか〕著

3300円
ポイント 1% (33p)
発売日 2016年09月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2005681
JAN/ISBN 9784866160214
メディア 本/雑誌
販売遠見書房
ページ数 304

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ホワイトとエプストンの発表した「問題の外在化」、これとまったく同じ時期に同じ家族療法の文脈から、「問題の外在化」というキーワードを創出した心理臨床家が、本書の著者児島達美である。以来、心理療法のポストモダン化は進展したものの、世界経済の動向や社会の保守化傾向などのなかで、心理療法のあり方は問われ続けている。本書は、そんな世界にある心理療法の本質的な意味を―著者独特の軽妙な深淵さのなかで―改めて問う力作である。また、盟友であった故和田憲明氏との3ケースにおよぶ紙上スーパーヴィジョンも掲載。効果のある心理療法にするための具体策が盛り込まれている。それに加え、故森俊夫氏とのトークセッションの原稿も収録。読み応えのある1冊になった。

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    収録内容

    1 序 セラピストは良き観客たれ
    2 第1部 私から家族療法へ(私が家族療法から教わったこと
    3 遠い親戚のおじさんのように振る舞う
    4 日本における夫婦療法のゆくえ)
    5 第2部 ブリーフ・セラピーそしてナラティヴ・セラピー(ブリーフ・セラピーへの招待
    6 「問題の外在化」再考
    7 心理療法にとって“ナラティヴ”とは
    8 心理“相談”に固有のアセスメントは存在するか?)
    9 第3部 超・スーパービジョン実践編(ものわかりのよい、手のかからないセラピストとクライエント
    10 若き男性セラピストの“軽はずみと羞恥心”―ある統合失調症女性患者との出会いから
    11 子どものセラピーにはコマーシャル付きがおすすめ)
    12 第4部 “言葉が心をつくる”ということ(会話を続けること―コミュニケーション障害は治療的会話の促進を妨げるか?
    13 高橋規子さんの“ナラティヴ”との対話)

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