本/雑誌
ディスコースとしての心理療法 可能性を開く治療的会話
児島達美/〔ほか〕著
3300円
ポイント | 1% (33p) |
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発売日 | 2016年09月発売 |
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商品説明
ホワイトとエプストンの発表した「問題の外在化」、これとまったく同じ時期に同じ家族療法の文脈から、「問題の外在化」というキーワードを創出した心理臨床家が、本書の著者児島達美である。以来、心理療法のポストモダン化は進展したものの、世界経済の動向や社会の保守化傾向などのなかで、心理療法のあり方は問われ続けている。本書は、そんな世界にある心理療法の本質的な意味を―著者独特の軽妙な深淵さのなかで―改めて問う力作である。また、盟友であった故和田憲明氏との3ケースにおよぶ紙上スーパーヴィジョンも掲載。効果のある心理療法にするための具体策が盛り込まれている。それに加え、故森俊夫氏とのトークセッションの原稿も収録。読み応えのある1冊になった。
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収録内容
1 | 序 セラピストは良き観客たれ |
2 | 第1部 私から家族療法へ(私が家族療法から教わったこと |
3 | 遠い親戚のおじさんのように振る舞う |
4 | 日本における夫婦療法のゆくえ) |
5 | 第2部 ブリーフ・セラピーそしてナラティヴ・セラピー(ブリーフ・セラピーへの招待 |
6 | 「問題の外在化」再考 |
7 | 心理療法にとって“ナラティヴ”とは |
8 | 心理“相談”に固有のアセスメントは存在するか?) |
9 | 第3部 超・スーパービジョン実践編(ものわかりのよい、手のかからないセラピストとクライエント |
10 | 若き男性セラピストの“軽はずみと羞恥心”―ある統合失調症女性患者との出会いから |
11 | 子どものセラピーにはコマーシャル付きがおすすめ) |
12 | 第4部 “言葉が心をつくる”ということ(会話を続けること―コミュニケーション障害は治療的会話の促進を妨げるか? |
13 | 高橋規子さんの“ナラティヴ”との対話) |
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