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商品説明
二十世紀後半の混沌たる現実は、自然科学や平和、文学が対象のはずの賞を「拡張」させた。大恐慌、世界大戦、東西冷戦、欧州統一、共通通貨...。多くの知性が熱い議論を交わし、相対立する政策が提起される。受賞を後悔したミュルダール、デモ隊に乱入されたフリードマン、投機に足をすくわれたマートンとショールズ...。彼らは何を語り、何を見ようとしなかったのか。半世紀近くにわたる歴史を一気にたどり、将来を展望する。
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収録内容
1 | 第1章 百家争鳴のパイオニアたち 1969~1979(もっとも幸福な時代 |
2 | 発展の礎 ほか) |
3 | 第2章 ケインジアンと自由市場主義者 1980~1989(大恐慌時代に育って |
4 | ケインジアンたち ほか) |
5 | 第3章 「非‐経済学」の包摂 1990~1999(新しい分野への評価 |
6 | 金融工学の誕生 ほか) |
7 | 第4章 「社会科学」への拡大 2000~(予測市場とダークホースの時代 |
8 | 「データ分析」の発展 ほか) |