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商品説明
昭憲皇后の内意を受けて宮内省文学御用掛の西村茂樹が編集し、一八八七年に刊行した『婦女鑑』。女性の模範的徳行を記した一二〇の話から成り、華族女学校に下賜されたその成立経緯、構成・内容、例話の出典などを検討。女子用修身教科書の中での位置づけ、編者の思想との関係、下賜や普及の状況、後世への影響などを考察し歴史的意味を探る。
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収録内容
1 | 第1部 『婦女鑑』の成立と内容(『婦女鑑』以前の列伝形式の女訓書・女子用修身書 |
2 | 宮内省蔵版『婦女鑑』の成立事情 |
3 | 『婦女鑑』における徳目の構成 |
4 | 刊本『婦女鑑』の例話内容 |
5 | 『婦女鑑』の例話の出典) |
6 | 第2部 『婦女鑑』の歴史的性格(女子用修身教科書史上における『婦女鑑』 |
7 | 編者西村茂樹の思想等との関係 |
8 | 『婦女鑑』の下賜と普及) |