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商品説明
児童・青年期の心理的特徴や課題を小説や漫画、映画などを通じて理解する初学者向けテキスト。本書では、第1部で児童・青年期に関わる精神力動的理論や病理に関する全体像をわかりやすく解説した後、第2部では各作品のあらすじ紹介とともに、登場人物のパーソナリティや、彼らを取り巻く環境・状況から、現代における児童・青年期を丁寧に描き出します。精神分析の視点から、こころの発達過程や障害・病理を具体的に、より深くとらえることができる一冊。
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収録内容
1 | 第1部 児童・青年期のこころを理解するために(精神力動的発達論とアタッチメント |
2 | 精神分析から見る児童・青年期 |
3 | 学校にまつわる諸問題 |
4 | 児童・青年期に特徴的な病理・障害の精神力動的理解) |
5 | 第2部 物語を通じた児童・青年期のこころの力動的理解(児童期の無意識・空想理解―漫画『20世紀少年』から |
6 | 児童虐待がこころに及ぼす影響―映画『誰も知らない』から |
7 | 青年期前期(思春期)のこころとクラス力動理解―小説『告白』から |
8 | 青年期中期のこころと問題行動―映画『17歳のカルテ』から |
9 | 青年期後期のこころと対人関係―漫画『ソラニン』から) |