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商品説明
頭上には電線がとぐろを巻き、商店街や駅ではスピーカーががなりたてる。庭園や寺社の美しさには敏感なはずの日本人が、なぜ街中の醜さには鈍感なのか?日本人の美意識の裏に潜む、グロテスクな感情。親切を装った押し付けがましさに満ちた、無駄な警告サイン。誰も注意を向けていないのに繰り返し放される、無意味なアナウンス。戦う哲学者が、景観を醜くし、静寂を破る理不尽と無神経さに、断固として立ち向かう。
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収録内容
1 | 1 ゴミ溜めのような街 |
2 | 2 欲望自然主義 |
3 | 3 奴隷的サービス |
4 | 4 言葉を信じない文化 |
5 | 5 醜と不快の哲学 |