本/雑誌
宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか / 原タイトル:THE AGE OF ENTANGLEMENT (ブルーバックス)
ルイーザ・ギルダー/著 山田克哉/監訳 窪田恭子/訳
1650円
ポイント | 1% (16p) |
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発売日 | 2016年10月発売 |
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商品説明
一人の天才の独創によって誕生した相対論に対し、量子論は、多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。数十年におよぶ精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。たとえ100億km離れていても瞬時に情報が伝わる、すなわち、因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どんな論争を経て、理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式、局所性と非局所性、そして量子の実在をめぐる議論...。当事者たちの論文や書簡、公の場での発言、討論などを渉猟し尽くし、8年超の歳月をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ―。
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収録内容
1 | もつれ |
2 | 1978年、1981年 ちぐはぐな靴下 |
3 | 第1部 侃々諤々―闘わされた議論 1909年~1935年(1909年9月~1913年6月 光の量子化 |
4 | 1913年11月 量子化された原子 ほか) |
5 | 第2部 研究と告発 1940年~1952年(1949年4月~6月10日 「ただ真実を」―プリンストン |
6 | 1941年~1945年 オッペンハイマー狂騒曲―バークレイ ほか) |
7 | 第3部 発見 1952年~1979年(1952年 状況は変化する |
8 | 1963年~1964年 「不可能性の証明」が証明したもの ほか) |
9 | 第4部 「もつれの時代」の到来 1981年~2005年(1987年 シュレーディンガー生誕100周年 |
10 | 1985年~1988年 3まで数える ほか) |