本/雑誌
菜園家族の思想 甦る小国主義日本
小貫雅男/著 伊藤恵子/著
2750円
ポイント | 1% (27p) |
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発売日 | 2016年10月下旬発売 |
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商品説明
資本主義固有の不確実性と投機性が露わになった今、大地から引き離され、根なし草同然となった近代の人間の生存形態、賃金労働者を根源的に問い直す。強欲、冷酷無惨なグローバル市場に対峙し、近代を超克する抗市場免疫の新たな「菜園家族」を基礎に、素朴で、精神性豊かな自然世界への壮大な回帰と止揚の道を切り拓く。二一世紀、この基本方向をどう実現していくのか。本書はその具体的な道筋と手立てを提示する。
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収録内容
1 | 憎しみと暴力のるつぼと化した世界、そこから立ち上がる新たな理念 |
2 | 二一世紀未来構想の問題意識、求められるその方法論の革新 |
3 | 私たちは何とも不思議な時代の不思議の国に生きている―いのち削り、心病む終わりなき市場競争 |
4 | 人間はなるべくして人間になった―その奇跡の歴史の根源に迫る |
5 | 「菜園家族」構想とその基礎―二一世紀の「地域生態学」的未来社会論 |
6 | 「菜園家族」構想の現実世界への具体的適用とその展開―実現可能性を探る |
7 | 「匠商家族」と地方中核都市の形成 |
8 | 高度経済成長の延長線上に現れた3・11の惨禍 |
9 | 「菜園家族」の台頭と資本の自然遡行的分散過程 |
10 | 自然循環型共生社会への現実的アプローチ―四つの具体的提案を基軸に考える〔ほか〕 |
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