本/雑誌
日本人と中国人 なぜ、あの国とまともに付き合えないのか (祥伝社新書)
イザヤ・ベンダサン/著 山本七平/訳
902円
ポイント | 1% (9p) |
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発売日 | 2016年11月発売 |
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商品説明
一九七二年、日中国交正常化。国を挙げて沸きかえるなか、台湾との日華平和条約は、一片の声明によって破棄された。感情が条約に優先する―。その風潮に対する疑問と憤りに駆られた著者が記したのが、本書である。日中関係は有史以来、対等でまともな関係がなく、政経分離の状態が続いている。なぜ、中国とまともに付き合ってこられなかったのか。その歴史的経緯を検証、日本側の問題点を追究する。日中関係から読み解く「日本論」であり、すぐれた「日本人論」である。
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収録内容
1 | 1章 感情国家・日本の宿痾―日中国交回復と日支事変に共通する歴史的問題点 |
2 | 2章 鎖国時代の中国大ブーム―家康による日中国交回復と、朱舜水が及ぼした影響 |
3 | 3章 尊皇思想の誕生―なぜ京都町奉行は、竹内式部に慴伏したのか |
4 | 4章 明朝派日本人と清朝派日本人―「日本国王」を受け入れた足利義満の中国観 |
5 | 5章 太閤式・中国交渉の失敗―秀吉は、なぜ明との交渉を決裂させ、再度の朝鮮出兵にいたったか |
6 | 6章 朝鮮の後ろには中国がいた―新井白石が朝鮮来聘使問題に見せた傑出した外交感覚 |
7 | 7章 逆転する中国像―その後の対中政策を決定した頼山陽の『日本外史』が誕生するまで |
8 | 8章 中国を忘れた日本―田沼時代から明治維新へ、中国蔑視時代の対中関係 |
9 | 9章 「外なる中国」と「内なる中国」―二・二六事件の将校に連なる近代日本の天皇観と中国観 |
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