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商品説明
語り言葉で解きほぐすインドと日本へのメッセージ―21世紀の半ばには、インドは世界一の人口を擁し、経済規模は世界5位内の総生産量(GDP)を誇る大国になるといわれています。2014年に成立したナレンドラ・モディ政権は、「メイク・イン・インディア」を提唱し、ITサーヴィスで世界に跳躍したインドから、実体経済である製造業を主眼とした体制へと方向転換しました。現地大学に勤務しながら20年以上もの間インドを見つめてきた著者が、改革のキーパーソンである首相ナレンドラ・モディの生い立ちまで遡り、その目指すところを解説。インドという国の捉え方、日本とのパートナーシップの可能性、アメリカ・中国を交えたアジア地域のパワーバランスについて、仔細に語り尽くします。
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収録内容
1 | 1章 カーストとはなんなのか(カースト、その成り立ちの歴史 |
2 | 「縁なき衆生」こそ、日印の民俗に共通する多数派 ほか) |
3 | 2章 新首相ナレンドラ・モディ(新首相ナレンドラ・モディと出身地グジャラート州の地政、歴史 |
4 | ナレンドラ・モディの歩いた道 ほか) |
5 | 3章 農政学から民俗へ―日本とインドの共通点(「農政学」を唱えた先覚者、柳田國男 |
6 | 柳田國男の農政学と山下一仁の農協解体論 ほか) |
7 | 4章 二〇一六年、未来へ発進する日本とインド(オバマ大統領が仕掛けるインド重視 |
8 | 中国の攻勢 ほか) |