本/雑誌
人間なき復興 原発避難と国民の「不理解」をめぐって (ちくま文庫)
山下祐介/著 市村高志/著 佐藤彰彦/著
1320円
ポイント | 1% (13p) |
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発売日 | 2016年11月発売 |
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商品説明
福島第一原発事故後、廃炉の見通しもなく国は「新しい安全神話」を振りかざし、避難者帰還政策を進めている。人を「数」に還元した復興や分かったつもりの国民の「不理解」がこの国をあらぬ方向へ導いている。被災者の凄惨な避難体験と、原発自治体の暮らしの赤裸々な告白を、社会学者が読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。
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収録内容
1 | 第1章 「不理解」のなかの復興(理解の難しい問題 |
2 | 復興とは何か? ほか) |
3 | 第2章 原発避難とは何か―被害の全貌を考える(二つの避難から帰還政策へ―事故からの2年を振り返る |
4 | 避難の経緯とその心性―何からどう逃げてきたのか? ほか) |
5 | 第3章 「原発国家」の虚妄性―新しい安全神話の誕生(原発立地は理解できるか? |
6 | 「なんで原発のそばに住んでいたの?」 ほか) |
7 | 第4章 「ふるさと」が変貌する日―リスク回避のために(「ふるさと」を失ったのではない、「ふるさと」になってしまった |
8 | 津波被害との違い―賠償と放射線リスク ほか) |