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人間なき復興 原発避難と国民の「不理解」をめぐって (ちくま文庫)

山下祐介/著 市村高志/著 佐藤彰彦/著

1320円
ポイント 1% (13p)
発売日 2016年11月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2024545
JAN/ISBN 9784480434005
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

福島第一原発事故後、廃炉の見通しもなく国は「新しい安全神話」を振りかざし、避難者帰還政策を進めている。人を「数」に還元した復興や分かったつもりの国民の「不理解」がこの国をあらぬ方向へ導いている。被災者の凄惨な避難体験と、原発自治体の暮らしの赤裸々な告白を、社会学者が読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。

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    収録内容

    1 第1章 「不理解」のなかの復興(理解の難しい問題
    2 復興とは何か? ほか)
    3 第2章 原発避難とは何か―被害の全貌を考える(二つの避難から帰還政策へ―事故からの2年を振り返る
    4 避難の経緯とその心性―何からどう逃げてきたのか? ほか)
    5 第3章 「原発国家」の虚妄性―新しい安全神話の誕生(原発立地は理解できるか?
    6 「なんで原発のそばに住んでいたの?」 ほか)
    7 第4章 「ふるさと」が変貌する日―リスク回避のために(「ふるさと」を失ったのではない、「ふるさと」になってしまった
    8 津波被害との違い―賠償と放射線リスク ほか)

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