本/雑誌
異端カタリ派の歴史 十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問 / 原タイトル:HISTOIRE DES CATHARES (講談社選書メチエ)
ミシェル・ロクベール/著 武藤剛史/訳
3410円
ポイント | 1% (34p) |
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発売日 | 2016年11月発売 |
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商品説明
東欧発祥で、十二世紀、南仏ラングドックで大展開した宗教運動=カタリ派。二元論的であり、現世を悪とするグノーシス的とされるその教義には、謎が多い。カタリ派の誕生・発展から異端審問・迫害・殲滅にいたる三世紀の歴史―アルビ地方で展開された、もうひとつのおぞましい十字軍とカペー朝フランス王国によるラングドック併合が同時進行したのである。知られざる異端の経験した驚愕の歴史を明らかにする、カタリ派研究の第一人者による最良・決定版の訳書。
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収録内容
1 | 第1部 二元論的異端の勃興(ボゴミル派からカタリ派へ |
2 | カタリ派社会とその教会 |
3 | イノケンティウス三世―前代未聞の十字軍) |
4 | 第2部 十字軍(シモン・ド・モンフォールあるいは電撃戦争 |
5 | 城争奪戦 |
6 | トゥールーズの孤立 ほか) |
7 | 第3部 異端審問(異端審問の誕生 |
8 | 迫害と抵抗 |
9 | アヴィニョネの大虐殺 ほか) |