著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
昭和三十二年(一九五七)、齢八十をこえて神戸新聞社に回顧談を求められた碩学はこう述べた。「それは単なる郷愁や回顧の物語に終るものでないことをお約束しておきたい」。故郷播州と利根川のほとり、親族や官途のこと、詩文から民俗学へ...。その言葉に違わず、比類ない自己形成の物語が残された。近代日本人の自伝の白眉。
関連記事
収録内容
1 | 母の思い出に |
2 | 故郷を離れたころ |
3 | 私の生家 |
4 | 布川時代 |
5 | 辻川の話 |
6 | 兄弟のこと |
7 | 文学の思い出 |
8 | 学生生活 |
9 | 官界に入って |
10 | 柳田家のこと |
11 | 交友録 |
12 | 私の学問 |
13 | 筆をおくに臨みて |
14 | 故郷七十年拾遺 |
close