岡田先生の愛着障害に関する新書を何冊か、読んできましたが、新しい本を手に取るたびに発見があります。そして、一度でなく、何度か読み、自分の糧になれば、と思わせます。この本も、同様ですので、類似した本と判断することなく、ぜひ、手に取って頂きたいです。
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商品説明
幼いころに親との間で安定した愛着を築けないことで起こる愛着障害は、子どものときだけでなく大人になった後も、心身の不調や対人関係の困難、生きづらさとなってその人を苦しめ続ける。本書では、愛着研究の第一人者であり、ベストセラー『愛着障害』で愛着への理解と認知を国民的レベルに高めた著者が、愛着障害に苦しむ人やその家族、支援者に、臨床の最前線から、回復のための最強メソッドと実践の極意を公開する。奇跡の復活をもたらす「愛着アプローチ」とはどんな方法なのか。薬も認知行動療法も治せなかったさまざまな問題(慢性うつ、不安、依存症、摂食障害、自傷、発達障害、不登校、ひきこもり...etc.)が、なぜ愛着に注目し、愛着を安定化することで改善へと向かうのか。医療のパラダイムを根底から変える一冊。
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収録内容
1 | 第1章 なぜ、愛着なのか |
2 | 第2章 「医学モデル」から「愛着モデル」へ |
3 | 第3章 愛着の発見と、愛着理論の発展 |
4 | 第4章 症状を治すのではなく、愛着を改善する |
5 | 第5章 安全基地の条件 |
6 | 第6章 愛着タイプに応じた対処 |
7 | 第7章 愛着障害の克服 |