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商品説明
傑出した明治軍閥の亡き後、帝国陸軍はその反動の波に激しく洗われた。軍縮の時をへて昭和軍閥は台頭し、政党政治に根底から揺さぶりをかける。中国革命の余波をうける満州の日本権益を守るため陸軍は、ついに国策の正面に躍り出た。内外の不信をよそに、軍備拡張と政治進出に賭けた統制なき陸軍の実像を描く。
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収録内容
1 | 「明治軍閥」は去る |
2 | たちまち起こる増師政変 |
3 | 軍部大臣武官制の争い |
4 | シベリア出兵 |
5 | 宇垣軍縮の波紋 |
6 | 「大正軍閥」の流産 |
7 | 満州事変 |
8 | 「昭和軍閥」の形成 |
9 | 二・二六事件 |
10 | 軍閥配下の広田内閣 |
11 | 宇垣内閣を阻止 |
12 | 近衛文麿の登場 |