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商品説明
雑事と雑音の中で研ぎ澄まされる言葉―鴬谷での独立生活の思い出にはじまり、若き日の読書・映画体験、日々の労働を綴った未完の半自叙伝である表題作。そして第2エッセイ集『小説にすがりつきたい夜もある』以降の約一年間に各誌紙へ寄稿した随筆を網羅。師・藤澤清造や私小説への思い、横溝正史原作映画への偏愛、韓国の書店で受けた衝撃等、平成の無頼派作家が折々の思いを珠玉の言葉であらわした第3エッセイ集。
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収録内容
1 | 一私小説書きの独語 |
2 | 韓国みやげ |
3 | 藤澤清造著『藤澤清造短篇集』(新潮文庫)解説 |
4 | 下向きながらも |
5 | 求めたきは... |
6 | (創る人五十二人の二〇一一日記リレー) |
7 | 畏怖と畏敬―山田花子に寄せて |
8 | 新発見作も付して―西村賢太編『藤澤清造短篇集』 |
9 | まだ時期尚早(「あなたは橋下徹総理を支持しますか?」) |
10 | 私小説書きの素朴な疑問(「平成維新」12人の公開質問状)〔ほか〕 |
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