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商品説明
結局のところ、人間とはわからないものである。しかし、それでもなお、人間とはわかるものである―。漱石の作品はわれわれにそう語りかけているのかも知れない。深い孤独と明暗を心にかかえ、小説という仮構を通して人間なるものを追究する。作家・夏目漱石(慶応三年‐大正五年)の生涯をえがく評伝。
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収録内容
1 | 不安定な育ち |
2 | 子規との交友 |
3 | 松山と熊本 |
4 | ロンドンの孤独 |
5 | 作家への道 |
6 | 小説記者となる |
7 | 『三四郎』まで |
8 | 『それから』の前後 |
9 | 修善寺の大患 |
10 | 講演の旅に出る |
11 | 心の奥底を探る |
12 | 生きている過去 |
13 | 『道草』から『明暗』へ |
14 | 明暗のかなた |
15 | 晩年の漱石とその周辺 |