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商品説明
平成28年8月8日、天皇は異例のビデオメッセージで国民にお気持ちを伝えられた。「高齢のため象徴天皇の役目たる公務が十全にできず平成30年に譲位したい。が、制度改正とその可否は国民に委ねる」と。世論調査で国民9割が「陛下の願いを叶え、譲位認めるべし」と賛成。憲法改正は不要だが、皇室典範改正は不可欠だ。案外簡単な変更で済む。改正せず特措法なら退位と新天皇の即位自体が「違憲」となり、譲位直後に「皇太子不在」「皇室存続の危惧」問題が浮上する。転換点の今、天皇・神道学の第一人者が世に問う「皇室典範問題」のすべて。
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収録内容
| 1 | 第1章 八月八日の「お言葉」をどう受けとめるのか(七月十三日の衝撃 |
| 2 | 皇室典範の改正が焦点 ほか) |
| 3 | 第2章 生前退位を認めなかった理由(憲法改正は無用 |
| 4 | 違憲の天皇? ほか) |
| 5 | 第3章 生前退位を認めるべき根拠(四つの視点 |
| 6 | 天皇の「公的行為」 ほか) |
| 7 | 第4章 皇室典範改正の全貌(二つの課題 |
| 8 | 「パンドラの箱」ではない ほか) |
| 9 | 第5章 象徴天皇の逆襲(消極的な「象徴」概念 |
| 10 | 日本国憲法の「制定者」とは? ほか) |
