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商品説明
日常の目に見える現実とは異なる次元の現実を描く村上春樹の作品群と、こころに深い苦しみを抱えつつも自らの物語を生きていこうとするクライエントへの心理療法の事例を重ね合わせながら、激しく揺れ動く「思春期」の実像を鮮やかに描き出し、人が生きるということそのものの意味を問いかける。心理療法家がこころの本質に迫った定評あるロングセラーに、近年の村上作品を取り上げた論考を新たに加えた増補版。
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収録内容
1 | 第1章 物語の力 |
2 | 第2章 思春期という異界 |
3 | 第3章 思春期体験と死 |
4 | 第4章 現実の多層性 |
5 | 第5章 本当の物語を生きる |
6 | 補論 |