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商品説明
ポテトチップに含まれる発がん物質。マーガリンを構成する不飽和脂肪酸。受動喫煙で浴びる活性酸素。野菜や漬け物に含まれる微量ミネラル...。ごくふつうの食生活から無数の毒性物質が取り込まれている!精妙な解毒システムで対抗する人体だが、時には自ら毒物を活性化してしまう。水や塩でさえ健康被害を及ぼしうる一方、ヒ素のような強毒が、少量であれば有用となることも。食の安全や健康の維持に不可欠な「毒」と「解毒」のサイエンス。
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収録内容
1 | 第1章 中毒とは何か―生命科学としての中毒学入門 |
2 | 第2章 生命も毒物も有機化合物でできている |
3 | 第3章 中毒の科学―化学物質の毒性をどう評価するか |
4 | 第4章 解毒の科学―侵入した異物はどう退治されるか |
5 | 第5章 無機物の毒性 |
6 | 第6章 “毒”としての放射性物質をどう考えるか |
7 | 第7章 毒性を発揮するさまざまな物質 |
8 | 第8章 がんを引き起こす毒物 |
9 | 第9章 中毒学から考えるアレルギー |
10 | 第10章 毒を封じる社会制度―食の安全を確保するために |