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商品説明
十九万人が戦死、九十五万人が傷つき病み、七十五万人が中国の戦野に呻吟する昭和十六年、陸軍は新たに米英を敵とする大戦争に国運を賭けようとした。日中戦争の収拾、日独軍事同盟、南部仏印進駐を軸に、陸軍中堅の専横と日米外交に専念する東條首相の苦悩を綴り、陸軍が政治を支配した動乱昭和の落日を描く。
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収録内容
| 1 | 亡国戦争の発端 |
| 2 | 長期戦の泥沼 |
| 3 | 台児荘から徐州へ |
| 4 | 宇垣の和平工作崩さる |
| 5 | 漢口作戦 |
| 6 | ノモンハンおよび南寧作戦 |
| 7 | 汪兆銘工作前後 |
| 8 | 日独同盟の速成 |
| 9 | 北部仏印進駐 |
| 10 | 日米交渉開始さる |
| 11 | 噫々南部仏印進駐 |
| 12 | 近衛の熱誠通ぜず |
| 13 | 東條和平に転ず |
| 14 | ついに破局 |
