本/雑誌

怪異とは誰か (怪異の時空)

茂木謙之介/編著 一柳廣孝/監修

2200円
ポイント 1% (22p)
発売日 2016年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2040838
JAN/ISBN 9784787292414
メディア 本/雑誌
販売青弓社
ページ数 254

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

芥川龍之介や三島由紀夫、村上春樹、川上弘美らのテクストと、天皇制・植民地・ナショナリズムといったテーマが交差するとき、そこには“他者”としての怪異が浮上し、私たちを恐怖に陥れる。亡霊、ドラキュラ、オカルト、ノスタルジー、出産などの分析をとおして、怪異が近代における文化規範の合わせ鏡であることを示す。

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    収録内容

    1 実話怪談にとって「怪異」とは誰か:黒木あるじインタビュー
    2 第1部 怪異の機能(表現システムとしての“怪異”とノスタルジア―一九二〇年代の文学的想像力と「他者」の変容
    3 皇の奇跡―戦間期地域社会における“瑞祥”言説をめぐって
    4 弱者のために怨む―川村孤松『廻国行脚怪談百物語妖怪研究』について)
    5 第2部 “外部”のまなざし(芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」―地震・帝国・怪異
    6 占領地に現れた“幽霊たち”―縮図としての火野葦平「怪談宋公館」
    7 わたしたちのドラキュラ―横溝正史の『髑髏検校』と帝国主義)
    8 第3部 “亡霊”たちの現在(三島由紀夫とオカルト言説―「二・二六」表象をめぐって
    9 “喪主”としての語り―村上春樹「七番目の男」から
    10 ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie) ほか)

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