本/雑誌
セクシュアリティとヴィクトリア朝文化
田中孝信/編著 要田圭治/編著 原田範行/編著
4620円
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発売日 | 2016年12月発売 |
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商品説明
本当に「抑圧的」だったのか?セクシュアリティが溢れ出すヴィクトリア時代!多彩な視点から、19~20世紀初頭の「性の言説」を捉え、現代にも影響を与え続けている「ヴィクトリア朝文化とセクシュアリティの関係」をひもといていく―。
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収録内容
1 | 序章 横溢するセクシュアリティ |
2 | 第1章 マルサス以降―性は個人と人口をつなぐ |
3 | 第2章 「不適切な」議題と急進派女性ジャーナリスト、イライザ・ミーティヤード―一八四七年スプーナー法案(誘惑・売春取引抑制法案)の行方 |
4 | 第3章 「模倣」する「身体」―『アグネス・グレイ』における動物・身体・欲望の表象 |
5 | 第4章 髪と鏡―メドゥーサとしてのバーサとそのセクシュアリティ |
6 | 第5章 欲望の封印から充足の模索へ―エリス・ホプキンズとヴィクトリア朝中期の性の葛藤 |
7 | 第6章 「現代バビロンの乙女御供」―ウィリアム・T.ステッドの少女売春撲滅キャンペーン |
8 | 第7章 ジャーナリズムとセクシュアリティの世紀末―オスカー・ワイルドの自己成型 |
9 | 第8章 イースト・エンドと中国人移民―世紀転換期のスラム小説にみる異人種混淆 |
10 | 第9章 D.H.ロレンス『息子と恋人』のセクシュアリティと(ポスト)ヴィクトリア朝 |