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商品説明
なぜ新聞・テレビの報道で失敗がおこるのか。そして市民の不信感を起きおこすのか?長年科学報道の第一線に身をおいていた著者が、福島第一原発事故・STAP細胞事件・地球温暖化など、著名な事例を検証。さらに、研究機関や政府側からの発表攻勢、報道機関の自主規制、科学的不確実性の伝え方、社内組織のパワーバランスなど、科学報道がかかえる問題を分析。科学事件の構造、マスメディア自体が直面する課題を、生々しい現場から浮き彫りにする。
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収録内容
1 | 序章 科学報道はなぜうまくいかないのか |
2 | 第1章 メディアはなぜ見抜けなかったのか―STAP細胞問題 |
3 | 第2章 なぜ大本営発表報道といえるのか―福島第一原発事故 |
4 | 第3章 懐疑論をどう「公平・中立」に報道するのか―地球温暖化問題 |
5 | 第4章 マスメディア共同体の構造 |
6 | 第5章 「客観報道」と「公平・中立報道」の問題点を考える |
7 | 終章 科学ジャーナリストは科学者とどう向きあうべきか |