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商品説明
明治維新から150年。長いようで短かったこの期間で、日本ほど食生活を激変させた国は他にあっただろうか。肉・牛乳・米は、ときに奇跡の妙薬として特別なパワーを付与され、国の政策とも深くかかわってきた。私たちの健康信仰と変身願望に火をつけ、食卓を劇的に変えた張本人でもある。これら「カリスマフード」の受容のドラマから、変わりゆく時代、変わらない人間の精神史をたどる。
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収録内容
1 | 第1章 肉(フランスの宮廷料理だったジビエがにわかにブーム |
2 | ジビエを食べて環境保全に貢献 |
3 | 日本人はずっと肉を食べていた ほか) |
4 | 第2章 乳(「牛乳は体に悪い」という言説 |
5 | ヒートアップした牛乳論争 |
6 | 乳糖不耐症とアメリカの「陰謀論」 ほか) |
7 | 第3章 米(美容体操からダイエットへ |
8 | タレント・ダイエットと一品ダイエットの蔓延 |
9 | 「医学的に正しいダイエット」の台頭 ほか) |