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商品説明
「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ―。折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。折口民俗学の中核をなす2篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。
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収録内容
1 | 盆踊りの話 |
2 | 信太妻の話 |
3 | 愛護若 |
4 | 鸚鵡小町 |
5 | 餓鬼阿弥蘇生譚 |
6 | 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)―魂と姿との関係 |
7 | 翁の発生 |
8 | ほうとする話―祭りの発生その一 |
9 | 村々の祭り―祭りの発生その二 |
10 | 山のことぶれ |
11 | 花の話 |