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商品説明
困窮と孤立が広がり、日本社会にも分断が走る。人々を共生の場につなぎ、支え合いを支え直す制度構想が必要だ。いかにして雇用の間口を広げ、多様な居住のあり方を作りだせるのか。自治体やNPOの実践を踏まえ、生活保障の新しいビジョンとして「共生保障」を提示する。前著『生活保障 排除しない社会へ』からの新たな展開。
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収録内容
1 | 第1章 制度はなぜ対応できないか(今起きていること |
2 | 日本型生活保障と排除の構造 |
3 | 「強い個人」の終焉 |
4 | 支え合いの困難と政治) |
5 | 第2章 共生保障とは何か(共生保障の基本的考え方 |
6 | 「一億総活躍社会」と共生保障 |
7 | 地域における共生保障の模索) |
8 | 第3章 共生の場と支援の制度(ユニバーサル就労 |
9 | 共生型ケアの展開 |
10 | 共生のための地域型居住 |
11 | 補完型所得保障 |
12 | 包括的サービスへの転換) |
13 | 第4章 社会保障改革のゆくえ(普遍主義的改革の逆説 |
14 | 準市場の導入と結果 |
15 | 「一体改革」から困窮者自立支援へ) |
16 | 第5章 共生という価値と政治(共生という価値 |
17 | 共生をめぐる政治 |
18 | 新しい戦略のために) |