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商品説明
西欧・ロシア・中東の狭間に位置し、歴史上つねに国際政治の焦点だった黒海。冷戦後のEU/NATOとロシアの綱引きのなか、紛争や跨境性を伴いつつトルコ、ウクライナ、ジョージア、バルカン諸国等が織りなす地域の動態を、外交・経済から宗教まで多面的に分析、その全体像を描き出す。世界政治のフォーカルポイント。
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収録内容
1 | 第1部 黒海の地域性―域内協力と域外関係(黒海国際関係の歴史的展開―20世紀初頭まで |
2 | 20世紀黒海地域の国際政治 |
3 | 冷戦後の黒海国際政治 |
4 | 黒海地域の経済協力と国際経済関係) |
5 | 第2部 域内国際関係(ロシアの政治変動と外交政策 |
6 | トルコの政治変動と外交政策 |
7 | ウクライナの政治変動と外交政策 |
8 | 南コーカサスの政治変動と外交政策 |
9 | バルカンの政治変動と外交政策) |
10 | 第3部 黒海地域の主要課題(長期化する紛争と非承認国家問題 |
11 | 宗教とトランスナショナリズム―レニンゴル、沿ドニエストル、クリミアに共通するもの |
12 | 輸送・商品・エネルギーの経済関係―ロシアとウクライナの角逐を中心に |
13 | 企業のトランスナショナリズム―ロシアの天然ガスとウクライナ) |