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商品説明
中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の「境域」情報を伝える『大旅行記』は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。
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収録内容
| 1 | 第1部 イブン・バットゥータ研究のために(イブン・バットゥータの生涯とその時代 |
| 2 | 『大旅行記』の構成と諸写本 |
| 3 | 『大旅行記』の研究と真偽性 |
| 4 | 紀行文学としてのメッカ巡礼記) |
| 5 | 第2部 海の境域への旅―イブン・バットゥータの見たインド洋海域世界(インド洋海域世界の隆盛と中国船 |
| 6 | マラッカ海峡の港市国家スムトラ・パサイ王国 |
| 7 | イブン・バットゥータのマルディヴ諸島訪問 |
| 8 | 東アフリカ・スワヒリ世界の形成とクルワー王国 |
| 9 | アラビア海を結ぶ人の移動と交流) |
| 10 | 第3部 陸の境域への旅―ユーラシアとサハラ・スーダーン(アナトリア世界のトルコ・イスラーム化 |
| 11 | 境域としてのドナウ・デルタとバーバー・サルトゥーク伝承 |
| 12 | ブルガール旅行はフィクションか |
| 13 | 中央アジアとインドを結ぶヒンドゥー・クシュ越え交通ルート |
| 14 | サハラ砂漠を越えてのイスラーム・ネットワーク拡大) |
