今迄のシリーズで一番好きなカップルです。生まれもった宿命として皇帝と妃としてやらなくてはいけない役割を正しく全うする二人に好感。寵愛も勿論あるのでキュンキュンしながら応援したくなります。緋燕は敵に対しても「赦す」ことが出来、自分も敵や周りの人達も幸せに導ける素敵な女性です。私も見習いたいです(笑)。Webの番外編で四欲の話がありますが、ちゃんと文庫に納めないと話しが繋がらないし、次刊以降の読み手のキュンキュン度合いも全然違ってくるので、必要なエピソードはちゃんと文庫にして下さい!
商品説明
12人の妃を一度に娶った凱帝国の崇成帝・高遊宵は、すべての花嫁を出自に関係なく同じ位に拝命し、床を一緒にした者から順に位を上げていくと宣言した。そのため、花嫁たちは皇帝の気を惹こうと必死に競い始めるのだが、ただ一人、科学好きの令嬢・緋燕には全くその気が起きない。緋燕が後宮に入ったそもそもの理由、それは「貴重な科学の本が読めること」、そして「復讐」にあって...!?