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商品説明
一八五五年三月一五日の夕暮れ、アメリカ商船カロライン・E・フート号が下田港に来航。平服の紳士、妙齢の婦人と二人の幼い子供連れで上陸した。彼らは何を求めて日本を訪れ、日本に何を見たのか。そして、日本人は彼らに何を見たのか...。日米関係もう一つの原点。
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収録内容
1 | 第1章 カロライン・フート号婦人図をめぐる若干の考察(カロライン・フート号の来日 |
2 | 「下田亜米利加婦人図」をめぐって) |
3 | 第2章 ロジャーズ司令官の下田と箱館―カロライン・フート号「居留問題」を中心に(北太平洋派遣合衆国測量遠征隊 |
4 | カロライン・フート号の下田 |
5 | ロジャーズ司令官の下田 |
6 | ロジャーズ司令官の箱館 |
7 | ロジャーズ司令官の帰国 |
8 | ロジャーズ報告とその波紋 |
9 | 下田協約とその後) |
10 | 第3章 下田「欠乏品交易」とその周辺―カロライン・フート号「貨幣問題」を中心に(ペリー来航と「一ドル=一分替え」の発生 |
11 | 欠乏品交易と「欠乏会所」 |
12 | 欠乏品交易の価格と価額 |
13 | 日本における「銀高・金安」問題 |
14 | フート号「輸入関税」問題とその処理 |
15 | ハリス着任と「一ドル=三分替え」の成立 |
16 | フート号「未払金」問題とその処理) |