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商品説明
鯨とともに生きてきた“鯨人”六人が個人史を語る。江戸時代の鯨食文化から戦後の「国民総鯨食時代」、鯨肉が「稀少資源化」した今日まで、日本社会における捕鯨・鯨食の多様性を生活様式の移りかわりに位置づける。
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収録内容
1 | 個人史と同時代史―プロローグ |
2 | 鯨を捕る(鯨ど海に取り憑かれたんだっちゃ |
3 | 鯨はすべてでした |
4 | 百姓どころでね。銭んこ、とらなきゃ) |
5 | 鯨を商う(それじゃあ、プロの仕事やない |
6 | こんなに美味しいものは、ほかにない |
7 | 鯨一頭食べる会、またやりたいな) |
8 | 鯨で解く(鯨革命と捕鯨の多様性 |
9 | 銃後の鯨肉―伝統食か、代用食か? |
10 | 国民総鯨食時代―マーガリンと魚肉ソーセージ |
11 | 稀少資源化時代の鯨食文化―サエズリの伝播と鯨食のナショナル化) |
12 | クジラもオランウータンも?―エピローグ |