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商品説明
人間と人間ならざるものたちとの相互交渉とその変容を、「あるもの」の地平を超えて考えていくために。人びとと野生=神霊の力との交わりとせめぎあいを、生物と生そのものとのパトス的な関係性としてとらえなおす、新しい「環世界の人類学」の誕生。
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収録内容
1 | 環世界の人類学にむけて |
2 | 第1部 野生=神霊の力と人間(水田と山野、神霊の土地 |
3 | ペラールの大社と神霊たち |
4 | パールダナ―詠われる起源神話 |
5 | 神霊の大祭 |
6 | 「やりとりのネットワーク」と野生の力の流通 |
7 | 憑依の経験とパースペクティヴの戯れ) |
8 | 第2部 制度的変容と新たな環世界の生成(大社をめぐる抗争と神霊のエイジェンシー |
9 | 南カナラにおける土地制度の変遷 |
10 | 母系制の近代法化と母系親族集団 |
11 | 人々にとっての母系制 |
12 | 「土地の主」としての神霊と土地改革 |
13 | 大規模開発の中の神霊たち |
14 | 工業プラントにおける新たな環世界の生成) |
15 | 存在、パトス、環世界 |