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〈物語と日本人の心〉コレクション 5 (岩波現代文庫 学術 348)
河合隼雄/著 河合俊雄/編
1210円
ポイント | 1% (12p) |
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発売日 | 2017年02月発売 |
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商品説明
昔話の中には、時を経ても変わらない人間の心性の深層が映し出されている。昔話に出てくる殺害、自殺、変身、異類との婚姻、夢などは何を意味しているのか。西洋と日本の物語パターンの違いとは何だろうか。河合隼雄がユング心理学の手法で、グリム童話から日本昔話まで古今東西の伝説や昔話を読み解き、現代人の心の課題を浮き彫りにする。単行本未収録の村上春樹『海辺のカフカ』論も収載した、現代文庫オリジナル版論集。
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収録内容
1 | 1 グリムの昔話における「殺害」について |
2 | 2 片側人間の悲劇―昔話にみる現代人の課題 |
3 | 3 日本人の美意識―日本の昔話から |
4 | 4 日本昔話の中の他界 |
5 | 5 『風土記』と昔話 |
6 | 6 日本昔話の心理学的解明―「蛇婿入り」と「蛇女房」を中心に |
7 | 7 猫、その深層世界―昔話のなかの猫 |
8 | 8 昔話の残酷性について |
9 | 9 夢と昔話 |
10 | 10 境界体験を物語る―村上春樹『海辺のカフカ』を読む |
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