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商品説明
大人になった自閉症の人は世界をどう見ているか。米国では約50人に1人いると言われる「自閉症スペクトラム」の人たち。仮想空間で遭遇した自閉症の人々が語っていた内面世界は、情報を過剰なままに取り込んでいる強烈な脳内景色、ハイパーワールドだった。「自閉症」の社会史への深い洞察と、仮想エスノグラフィーから見える世界を斬新にリポートする。
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収録内容
1 | 第1章 自閉症と出会う―仮想する脳を旅して(仮想世界で自分と出会う人々 |
2 | 仮想エスノグラフィー、事始め) |
3 | 第2章 自閉症の社会史―カテゴリーは人をどう動かしてきたか(自閉症カテゴリーの発達 |
4 | 自閉症の登場 |
5 | 「自閉症」のカミングアウト |
6 | ハリウッドの貢献 |
7 | 親たちを不安にさせた自閉症の原因説 |
8 | 発言し、行動する親たちと市民団体 |
9 | コンピュータと脳神経科学の時代のニューロダイバーシティ) |
10 | 第3章 過剰なる脳内世界―仮想空間の自閉症アバターたち(自閉症的経験を考える |
11 | 概念の規定なしに直接体験される世界 |
12 | 自閉症自助グループに集うアバターたち |
13 | アバターが語る自閉症体験) |